自作日記「ちぴー編」

 

はじめに

はなぜ自作をするのか?人によってその答えはいろいろとあるかもしれない。「マシン構成にこだわりたい」、「とにかく安くあげたい」、「特定用途にのみ使いたい」等々...。しかし一番の理由は我々が単純に自作という作業そのものを楽しめる人間だから、ではなかろうか。最近そんな自作野郎の仲間入りをした私ことちぴーさんが自作日記を書いてみました。てなわけで、どうぞよろしく。

自作への道

99年8/9

のホームページの主でもあるkiti君の家にあそびに行く。このときにマザーボード(XA100)とCDROMドライブ(多分8倍速)をおみやげにもらったので、これで一台組んでみようかな、と思ったのが自作道の始まりだった。手持ちのパソコン(MMXPentium166MHz)には特に不満も無かったものの、さすがに遅く感じられたし、動かないソフト(3Dゲームなど)も出てきたので、自作することを決意する。ちなみにマザーはAKI君のおさがりである。

8/16

ほどのマザーとCDドライブを家に持ち帰ったので、これをもとに自作をすることにする。近くのパソコン店を2,3軒まわって構成を検討することにした。そこそこの性能があれば満足なのでコストパフォーマンスを優先することにする。ここで、こだわる点と妥協する点をはっきりしておくとパーツのチョイスがしやすいのである。

8/20

討した結果、マシン構成は以下のようになった。(赤字はこだわりポイント)

マザー: XA100 (もらい物
CDROM: Pana(もらい物) 8倍速
CPU: K6−2 350MHz
HDD: IBM 5400rpm 10GB
メモリ: 128MB(CL=2
ビデオ: VooBooBanshee(AGP)16MB
サウンド: YMF744
FDD: 2モード(MITSUMI)
ケース: ATX(5”*3、3.5”*2)300W
キーボード: メカニカルキータッチ
K6−2純正エンブレム
モニター切り替え器

全部で7万円弱くらいかかった。10万円パソコンの多くはメモリ64MBでビデオチップも非力なのを考えると、なかなかのスペックになったと思う。

8/21

品を買い揃えたので、組み立てることにする。基本的にパーツを組み合わせるだけなのだが、それでも半日くらいかかった。完成した時のことを考えると、組立作業も楽しいものである。

8/22

シンが完成したので、OS(Windows98)をインストールしようとするが、、、うまくいかない。インストール途中でエラーが出て、止まってしまうのである。原因が分からないので厄介だ。ハードがわるいのか、それともソフトの問題なのか、、、。

9/4

っと、Windowsのインストールに成功した。ここに至るまで、実に色々なことを試した気がする。ケーブルを差し直したり、ベースクロックを変えてみたり、BIOSをアップデートしてみたり、DOSから上書きしてみたり、HDDを検査したり、拡張カードをはずしたり、CDROMを変えてみたりしたのだが、結局BIOSの設定を一個所変えただけで、実にあっさり起動したのである。あー疲れた。しかし、パソコンというものは、トラブルを解決しようとして色々といじっているうちに詳しくなっていくものなのだ。

まとめ

しいマシンで起動したWindows98を使ってみると、128MBのメモリのおかげだろうが実に快適に使うことができたので、とりあえず、これで一応「完成」し、当初の目的は果たした。だが、これで終わりではない。何しろ構成が完全に分かっている「自作機」なのだから簡単に拡張、改造することができる。本当の楽しみはこれからなのである。


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